最近のスーパーメジャー各社の動き

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JOGMECが、最近のスーパーメジャー各社の動きについて、レポートしています。


・2010年のスーパーメジャー6社は、メキシコ湾事故関連の損失を計上したBPを除き、前年に比べて大幅な増益。

金融危機で悪化した投資環境が改善しつつあり、各社は上流投資額を引き上げるとともに短期的な株主還元策を再び強化する動き。

・BPやConocoPhillipsなどは手元資金の確保のために資産整理を優先させているが、各社はポテンシャルの高い有望エリア(大水深域など)の取得も進め、将来的な成長を目指している。

・上流参画のチャンスを広げるため既存パートナーとの関係を見直し新たなパートナー形成を模索している。

・北米ガスの足元価格が低迷しているものの、ExxonMobilのXTO買収以降もChevronやShellなど北米のシェールガス鉱区を買い増ししている。国際展開も一部企業が積極的。

・以前にも増して、極地ガス探鉱が本格化しつつある。

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上の図は、北極海における、スーパーメジャー各社の進出地域を表したものです。

日本の原発事故を受けて、当面、世界各国は、発電用エネルギーとして、天然ガスに依存せざるを得ない状況にあり、スーパーメジャー各社もそのシナリオに沿って、開発を進めていくと思われます。