シェールガスで欧州の黄金境を夢見るポーランド

Gulf Times より、大規模なシェールガスの埋蔵量が発見されたポーランドで、資源輸出による発展に期待が高まっているという、ニュースです。


ポーランドでは、ロシアへのエネルギー依存から脱却できると期待されています。

ポーランド国立地理協会(PIG)のPiotr Krzywiec氏は、「もし、初期の埋蔵量が確認されれば、ポーランドは、北海油田を発見した英国やノルウェーと同様の革命的な変化となる。欧州で最大のガス輸出国になる可能性がある。」と述べました。

・PIGは、国内消費量の100年から300年分に相当する埋蔵量があると試算しています。

・これは、ポーランドに大量のガスを輸出しているロシアのガスプロムにとっては、悪夢です。

・北部バルチック海沿岸から、東部のベラルーシ及びウクライナ国境まで、総延長650キロメートルの地域が、ガスの有望な埋蔵地域です。

・しかし、地下水の汚染や温暖化効果の高いメタンガスの排出などの、シェールガスの生産に伴う深刻な環境汚染が懸念されています。