JOGMECによると、「カナダ全体のシェールガスの原始埋蔵量は1,000Tcf程度といわれ、回収率20%を想定すると、今後の開発状況次第とはいえ、推定される可採埋蔵量は、カナダの在来型ガスの究極ポテンシャルの1/3、ないし、現在残存する在来型ガスの2/3に相当する膨大なものが期待される。」とのことです。
実際に、カナダでもシェールガス開発の気運が高まってきました。
・カナダ西海岸のキティマット港では、LNGの輸入設備の建設を計画していましたが、シェールガスの開発によって、逆に輸出基地として整備することにしました。
・ただし、シェールガスの掘削技術は新しく、在来型と異なるので、多くの会社は様子見をしている段階です。