世界のゴールド生産量の長期推移(過去110年間)

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石油アナリストの Gregor Macdonald 氏が、世界のゴールドの生産量と資本不足の関係について、TODに記事を寄稿しています。



上のグラフは、同氏がUSGSのデータに基づいて、1900年から2009年の世界のゴールドの生産量の推移をチャート化したものです。

ここから、ゴールドの生産量のCAGR(年平均成長率)を調べると、以下のとおりです。
1900年~2009年・・・1.163%
1970年~2009年・・・1.753%
1980年~2000年・・・3.836%
1990年~2009年・・・0.616%

上のように、過去110年間の平均と比べて、1980年~2000年のCAGRが3倍以上と、大幅に上回り、逆に、1990年~2009年のCAGRが、半分程度と大場に下回っていることが分かります。


Gregor Macdonald 氏は、石油やゴールドの供給量の制約があるため、借り入れに依存した経済成長が不可能になっていると言っています。