インドネシア 2009年の原油生産量が目標を下回る見通し

インドネシアの2009年の原油生産量が、目標を下回る事が確実になりました。


インドネシアの2009年の原油生産量は、『技術的な問題』が原因で、目標の日量26万バレルを下回る25万バレルとなることが分かりました。

・アナリストは、政府の石油開発投資が不足していることを批判しています。

インドネシア政府は、2008年に、34件の開発契約を締結したのに対して、2009年は、21件の開発契約しか締結していません。

・2001年に、96億バレルあった石油の埋蔵量も、今年は、83億バレルまで減少しました。

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金融危機の影響で、開発資金の調達が難しくなっている事が、石油の開発が進まない理由として考えられます。
また、石油メジャーの姿勢が、海外の原油開発に消極的になっている事が原因の一つだと思います。