2011/1 米・設備稼働率 76.1%

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FRBが発表した米国の2011年1月の鉱工業生産指数は、前月比で0.1%上昇し、鉱工業設備稼働率は、76.1%と前月比で0.1%低下しました。

低下は2009年6月以来初めてです。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production, Capacity Utilization decrease slightly in January

設備稼働率は、長期平均(80%超)から、4%程度低い水準にあり、インフレ圧力が弱いことを示しています。

通常、FRBは、設備稼働率が78%~80%に達すると、インフレ警戒を強めます。

現在の設備稼働率を見る限り、政策金利の引き上げは当分先になると言えます。