2010/12　景気ウォッチャー調査　現状判断ＤＩ　45.1

内閣府が発表した２０１０年１２月の景気ウォッチャー調査は、現状判断ＤＩが、前月よりも１．５ポイント上昇して、４５．１となりました。
２ヶ月連続の上昇です。

先行き判断ＤＩは、前月よりも２．５ポイント上昇して、４３．９となりました。
こちらも、２ヶ月連続の上昇です。

基調判断については、「景気はこのところ持ち直しの動きがみられる」として、２０１０年３月以来９カ月ぶりに上方修正しました。

現状判断ＤＩ：４５．１(＋１．５)
先行き判断ＤＩ：４３．９(＋２．５)

括弧内は、前月比。

【個別ＤＩ】

・今月も、先月に続いて、雇用関連の現状判断ＤＩのみが、５０を上回りました。

・現状判断では、全てのＤＩが４０以上になっています。

・先行き判断では、飲食関連のＤＩが３０台に低下していますが、企業動向関連と住宅関連のＤＩが４０台に増加しています。

　　　　　　　　指数　前月比
●現状判断ＤＩ 45.1 1.5
家計動向関連 44.5 2.1
小売関連 44.0 1.5
飲食関連 45.6 3.9
サービス関連 45.4 3.0
住宅関連 44.8 1.4

企業動向関連 44.1 0.6
製造業 44.5 1.8
非製造業 43.5 0.1
雇用関連 51.1 -0.1

●先行き判断ＤＩ 43.9 2.5
家計動向関連 43.3 2.3
小売関連 44.2 3.8
飲食関連 38.8 -2.0
サービス関連 42.5 -0.2
住宅関連 43.4 3.8

企業動向関連 43.4 3.5
製造業 42.9 2.7
非製造業 43.8 3.8
雇用関連 48.9 1.6

注）右端は前月比