2010/12 米・設備稼働率 76.0%

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FRBが発表した米国の2010年12月の米鉱工業生産指数は、前月比で0.8%上昇し、鉱工業設備稼働率は、76%と前月比で1.7%上昇し、2008年10月以来の高水準となりました。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production, Capacity Utilization increased in December

設備稼働率は、長期平均(80%超)から、4%程度低い水準にあり、インフレ圧力が弱いことを示しています。

通常、FRBは、設備稼働率が78%~80%に達すると、インフレ警戒を強めて、政策金利の引き上げに動きますが、その段階は当分先になると言えます。

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米国の製造業は、輸出の好調もあって、引き続き経済全体に比べて強いと言えそうです。