マイケル・バリー氏に関する著作 Betting on the Blind Side

マイケル・バリー氏は、米国のサブプライム危機を最も正確に予測して、利益を上げた投資家の一人として、知られています。

作家のマイケル・ルイス氏は、彼の著作 The Big Short(邦題 「世紀の空売り」)に、マイケル・バリー氏の当時の状況を詳しく書いています。

この、The Big Shortの中のマイケル・バリー氏に関する記述が、バニティ・フェアーのサイトに公開されていました。


英語で23頁のボリュームがありますが、金融危機に関するノンフィクションの読み物としても、面白い内容になっています。

また、これを読むと、以下のようなマイケル・バリー氏の特異な個性を知ることが出来ます。

・1972年生まれの39歳
・隻眼の医学博士
・屈強なスイマー
・驚異的な集中力と分析力を持つ
・大学在学中に始めた投資ブログで話題となり、卒業後、投資ファンドのサイオン・キャピタルを創設
・対人コミュニケーションが不得手
・空気を読まない
アスペルガー症候群と思われる
・投資戦略は全て一人で考えて決定する
・投資手法は、財務諸表など公開情報に基づくバリュー投資

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マイケル・バリー氏の現在の投資先は、農地が中心で、その他に、ゴールドと、アジアの小さなIT企業に興味を持っているとのことです。

彼の投資手法については、幾つかのサイトに公開されているので、いずれ、自分で分析してみたいと思っています。