上のグラフは、ナミビアのウラン生産量の推移です。
JOGMECが、アフリカのナミビアの最新鉱業事情をレポートしています。
・Rossing鉱山やLanger Heirich鉱山の開発によりナミビアの2009年のウラン生産量は4,500tUを超え、カザフスタン、カナダ、オーストラリアに次いで世界第4位となった 。ウラン資源量でもナミビアは世界第6位である 。
・ウランを含むダイヤモンド以外の鉱物資源生産額の増加により、同国鉱業の脱ダイヤモンド化が進んでいる。
・ナミビアの鉱業投資環境をカナダのシンクタンクであるフレイザー研究所(Fraser Institute)の投資環境ランキングでみると、南部アフリカでは政策ポテンシャル(Policy Potential)、資源ポテンシャル(Mineral Potential)ともにボツワナに次いで高い。
・南部アフリカの資源国の中で、治安面や政策面で安定していること、鉱産物を輸出するのに適した外洋に面した国であることなど、投資環境にも優れていることから、今後、鉱物資源探鉱・開発投資の伸びが期待される。
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