ブラジルの港湾作業の遅れ等で、砂糖価格が上昇基調

ブラジルの港湾作業の遅れやアジアの需要拡大などで、砂糖の価格が再び上昇基調に転じました。


・今週、オーストラリア最大の砂糖精製所を買収したウィルマー・インターナショナル社によると、アジアにおける砂糖の需要は、供給を30%上回っているとのことです。

・9日、フィリピンが15万トンの砂糖の輸入を表明しました。

・コーサン社によると、記録的な出荷に対して、ブラジルの港湾設備が能力不足に陥っているために、少なくとも8月まで輸出に遅れが出る見込みです。

・ブラジルは、9月以降、降水量が不足する見通しです。