2010-03-30 2010/2 米・個人消費支出 前月比+0.3% 個人消費・貯蓄率・消費者信用 #その他金融と投資 2010年2月の米国の個人消費支出は、前月比0.3%の増加、貯蓄率は、3.1%と2008年10月以来の水準に低下しました。 個人消費支出の増加は5ヶ月連続です。 弱いながらも米国の景気の改善が続いています。 2月米個人消費は5カ月連続増、貯蓄率は低水準 上のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。 拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、グラフをクリックしてください。 February Personal Income Flat, Spending Increases 短期的に貯蓄率が下落していますが、今後、米国の家計は、住宅価格の下落で傷んだバランスシートを修復するために、1960~70年代と同水準の8~10%まで貯蓄率を引き上げると考えられます。 貯蓄率の上昇によって、米国の個人消費の伸びが、長期的に抑制されると、世界経済の成長も抑制されることが予想されます。