2010/2 米・個人消費支出 前月比+0.3%

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2010年2月の米国の個人消費支出は、前月比0.3%の増加、貯蓄率は、3.1%と2008年10月以来の水準に低下しました。
個人消費支出の増加は5ヶ月連続です。

弱いながらも米国の景気の改善が続いています。


上のグラフは、米国の貯蓄率の推移です。貯蓄率は、三ヶ月の平均を取っています。

拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、グラフをクリックしてください。
February Personal Income Flat, Spending Increases

短期的に貯蓄率が下落していますが、今後、米国の家計は、住宅価格の下落で傷んだバランスシートを修復するために、1960~70年代と同水準の8~10%まで貯蓄率を引き上げると考えられます。

貯蓄率の上昇によって、米国の個人消費の伸びが、長期的に抑制されると、世界経済の成長も抑制されることが予想されます。