ベトナム 中国向けにキャッサバの生産・輸出が急拡大


上記のブログの2010年2月5日の記事で、ベトナムのキャッサバ栽培が伸びていることが紹介されていました。

・2009年のベトナムのキャッサバ輸出は前年比52.8%増の5億5600万ドル。

・特に最近数ヶ月、中国のキャッサバ需要が急拡大している。

・輸出の90%が中国向け。

・用途は飼料用の他に、バイオ燃料の原料としての需要が伸びている。

・キャッサバの価格は、2009年年初には金融危機の影響もあり1トン当たり135ドルだったが、現在は回復し、1トン当たり180ドルから195ドルの間で推移している。

ベトナム政府産業貿易省・・・「近年、キャッサバ作付面積は急増中で50万5000ヘクタールに達している。2010年は860万トンのキャッサバの収穫を予想している」とコメント。

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キャッサバは世界中の熱帯で栽培される芋で、タピオカの原料でもあります。
栽培はとても簡単で、茎を地中に挿すだけで発根し、そのまま生育します。
作付面積あたりのカロリー生産量はあらゆるイモ類、穀類より多くデンプン質の生産効率は高いです。
ただし、食用とするには、毒抜き処理が必要なため、近年は、バイオ燃料の原料として注目されています。
WikiPedia