2010年2月第1週の新規失業保険申請者数は、前週から4.3万人減少して、44万人となりました。
2週間ぶりの減少で、減少幅も昨年の夏以来の大幅なものでした。
2週間ぶりの減少で、減少幅も昨年の夏以来の大幅なものでした。
報道によると、1月に新規失業保険申請者数が大きく増えた理由は、昨年末までの積み残し分を当局が処理したためで、先週までに大半の積み残し分を処理したとのことです。
2月以降は、現在の雇用実態に近い数値が出てくると思います。
2月以降は、現在の雇用実態に近い数値が出てくると思います。
また、今後、米国の総雇用者数が減少から増加に転じるためには、失業保険の新規申請者数が、40万人以下まで低下することが必要になります。
現在の減少ペースで、総雇用者数が底を打つのは、2010年の2Q以降になると思われます。
さらに、その後、景気後退前の総雇用者数に戻るのは、2012年の3Q以降と予測されます。
通常、FRBは、総雇用者数の回復を待って、利上げを再開するので、その時期は、2012年の半ば以降と予想されます。