米国の重要な経済指標である新築住宅販売戸数が発表されました。
新築住宅在庫は、23.1万戸と1971年4月以来の低水準に減少しました。(12月の販売ペースでは8.1カ月分に相当)
上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数
在庫や供給月数は、かなり低下しているので、今後、大きく新築住宅販売が減少する可能性は少ないですが、依然、大量の中古住宅の影の在庫も存在しており、価格低下圧力があるために、今後も、新築住宅販売は底這い状態が続くと予想されます。
新築住宅販売は、米国の成長のエンジンである住宅投資を決定付ける要素であり、その低迷は、成長力低下につながります。