米国の2009年11月の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏、季節調整済み)は、前月比で、0.2%の微増となりました。
上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(季節調整前)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
グラフからは、住宅価格が底打ちをした後に横這い状態が続いてるように見えます。
ただし、現在の住宅価格は、米政府による住宅購入支援策とFRBによる住宅ローン債券買取策に支えられて維持されています。
これらの政策が終了する4月以降は、住宅価格は下落に転じ、1割程度減少すると予想されます。
さらに、住宅価格の下落は、銀行と家計のバランスシート調整を遅らせるので、今後、景気回復の足かせとなることが、予想されます。
これらの政策が終了する4月以降は、住宅価格は下落に転じ、1割程度減少すると予想されます。
さらに、住宅価格の下落は、銀行と家計のバランスシート調整を遅らせるので、今後、景気回復の足かせとなることが、予想されます。