S&P社が発表した米国の2011年2月の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏)は、季節調整後で前月比0.2%減となりました。季節調整前でも、1.1%減となりました。
季節調整後は、8ヶ月連続で下落しています。
季節調整後は、8ヶ月連続で下落しています。
季節調整済みの対前年比では、3.3%減となっています。
上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(季節調整後)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。
グラフを見ると、昨年の後半から住宅価格が下落傾向にあることが分かります。
上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(季節調整後)の対前年比の推移です。
中古住宅の在庫が大量に存在することから、今後も、住宅価格の下落傾向は続き、前年比で5%から10%は下落すると考えられます。