今回は、3ヶ月債と10年債のテーブルをリンクして、金利差(スプレッド)を計算するクエリを作成します。
【これまでの経過】
第1回 金利データのダウンロード
第2回 金利データの内容と編集
第3回 Accessデータベースの作成
第4回 Accessデータベースへの金利データの格納
第5回 不要データの削除
第1回 金利データのダウンロード
第2回 金利データの内容と編集
第3回 Accessデータベースの作成
第4回 Accessデータベースへの金利データの格納
第5回 不要データの削除
図1 クエリの新規作成
クエリのオブジェクトから新規作成を選択して、デザインビューを開きます。
図2 テーブルの選択
メニューの中から3ヶ月債と10年債のテーブルを選択すると、画面上方の領域に3ヶ月債と10年債のオブジェクトが追加され、取引日がリンクされます。
図3 項目の選択
図4 イールドスプレッドの追加
画面下側の領域の左から4番目の列に、3ヶ月債と10年債の金利差(イールドスプレッド)を計算する式を追加します。
以下の式を、フィールドという領域に入力してください。
スプレッド: [10年債.金利]-[3ヶ月債.金利]
以下の式を、フィールドという領域に入力してください。
スプレッド: [10年債.金利]-[3ヶ月債.金利]
図5 クエリの保存
図6 クエリを開いて確認
注)スプレッドは、浮動小数点のため、小数点以下が12桁まで表示されます。
次回は、このクエリを使って、逆イールドのデータを抽出してみます。