2009年10月 米・消費者信用残高 前月比約35億ドル減

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上のグラフは、米国のクレジットカードなどの消費者信用残高の推移です。(過去12ヶ月分の前年同期との比較)

拡大図は、以下のリンク(CR氏のブログ)を開いて、グラフをクリックしてください。
Consumer Credit Declines for 9th Straight Month

2009年10月の米国の消費者信用残高は、前月比35億1000万ドル減の2兆4800億ドルと9ヶ月連続の減少となりましたが、減少幅は前月よりも小幅になりました。


上のグラフからも、消費者信用残高の落ち込みが弱まり、底入れに近づいている兆しが見えます。

現在、米国の銀行は、クレジットカードの金利を大幅に上げて、貸し出しを抑制しています。
その結果、消費者信用残高が減少して、個人消費の伸びが抑制されています。

米国の経済成長のエンジンとして、個人消費が期待できない理由の一つです。