中国の干ばつの影響で、玄ソバの価格が値上がり

中国の干ばつの影響で、玄ソバ(ソバの実)の価格が値上がりしているというニュースです。


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ソバ粉の原料になる玄ソバ(ソバの実)が値上がりした。主力の中国産は産地の干ばつが影響して、国内の卸値が約1年半ぶりに上昇。国産も最大産地の北海道の減収で品薄感が強く、先高観が強まっている。製粉メーカー各社は消費不振のなかで転嫁値上げに動きにくく、各社の採算圧迫要因になりそうだ。(日経新聞
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中国の内モンゴル自治区から東北部にかけての広い地域で、今年の夏、厳しい干ばつの被害に見舞われました。
その結果、農産物に大きな被害が出ましたが、ソバもその中の一つの作物だったというわけです。
日本は、玄ソバの大半を輸入に頼っていますが、その中でも、中国産が大半を占めています。
2008年の実績では、総輸入(6.29万トン)の4分の3近くの4.64万トンを中国から輸入しています。