2009/09 米国・設備稼働率 70.5%

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FRBが発表した米国の9月の米鉱工業生産指数は、前月比0.7%上昇し、鉱工業設備稼働率は70.5%(前月69.6%)になりました。


上の図は、米国の設備稼働率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Industrial Production, Capacity Utilization Increase in September

グラフを見ると、設備稼働率は、底を打ったことを示していますが、1972―2008年の平均である80.9%と比較すると、約10%低い水準で、回復力も弱いことが分かります。

現在の回復速度を外挿すると、設備稼働率が平均値に戻るまでに、約12ヶ月かかることになります。
従って、米鉱工業生産が平年の水準まで回復するのは、2010年の末から2011年の初めになると、予想されます。