降雨によってブラジル産のコーヒーの品質が低下

降雨によってブラジル産のコーヒーの品質が低下しているというニュースです。


・50年来の大雨によって、ブラジル産のコーヒーの品質は大きく低下している。

・輸出可能な最低品質に達しているのは、全体の50%のみで、平年の85%を大きく下回っている。

・9月のブラジルのコーヒー輸出量は前年実績を12%下回った。

・今後もコーヒーの輸出量が前年を大きく下回る事が考えられる。

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今年発生したエルニーニョの影響で、南米各地で、例年を大きく上回る降水量が報告されています。
その結果、大豆やトウモロコシなどの穀物の生産量が増えることが確実ですが、コーヒーやサトウキビなどのソフト商品の生産や収穫に悪影響が出ています。