インドの天候問題で、ニューヨーク砂糖が28年来の高値を付けました。
・インドの気象庁によると、8月5日までの週における雨量は、平均年を64%下回るものでした。
・西粗糖取引センターによると、世界第三位の砂糖生産国である中国では、サトウキビの作付面積の低下によって、生産高が需要を最大で、150万トン下回る可能性があります。
・米国第二位のサトウキビ精製業者であるインペリアル社のジョン・シェプターCEOは、「メキシコ生産高減によって、米国輸出に回される砂糖は削減され、そのことは価格上昇につながることになる。」と述べました。
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現在、中国の需給悪化は、問題視されていませんが、来年あたりには、材料として取り上げられる可能性があります。