ブラジルの農業大臣である Reinhold Stephanes 氏が、同国内で世界第三位の埋蔵量の炭酸カリウムの鉱山を発見したと発表しました。
この炭酸カリウム鉱山は、ブラジルの北東部アマゾン地域と、東部のBahia 州及びEspirito Santo 州に位置します。
現在、ブラジルは、肥料用として炭酸カリウムの90%を輸入していますが、「この鉱山の発見によって、今後、10年間は輸入の必要が無くなる。」と述べています。
炭酸カリウムは、ブラジルで作られている大豆、サトウキビ、コーヒーなどあらゆる農作物の肥料として用いられています。
ブラジルの土壌は栄養分が不足しているために、農作物の栽培において化学肥料の投入は不可欠になっています。