米国 天然ガス需給 2010年初めにバランスの見込み

イメージ 1

TODに、Chesapeake Energy による米国の天然ガス需給の分析資料が掲載されていました。


上のグラフは、2000年からの米国の天然ガス生産とリグ数の推移と今後の予測です。

点線がリグ数の推移で、今後のリグ数が、1500箇所、1100箇所、750箇所、0箇所の四つのパターンで推計しています。

色を塗りつぶしている部分が、ガスの生産量で、濃い青がリグ数=0、灰色がリグ数=750、緑色がリグ数=1100、紺色がリグ数=1500の生産量予測です。

Baker Hugh によると、現時点(4/17)でのリグ数は、760箇所とピークの1600箇所から半減しています。

Chesapeake Energy は、今後、リグ数が、750箇所を維持すると予想しています。その結果、2010年初めに、需給がバランスし、在庫の増加は止まる見込みです。

もし、リグ数がさらに減少するか、ガス田の減退率がさらに拡大すれば、供給不足に陥ることになります。