生産高が青い棒グラフで、リグ数が黒い折れ線グラフです。
赤い楕円で囲まれている部分は、ハリケーンの被害で生産高が落ちている時期です。
このグラフを見て、分かるように、天然ガスの掘削リグは、通常、1400個から1600個の間を上下しています。
ところが、リーマンショックが発生した昨年の11月以降、リグ数が一直線に急落していることがわかります。
これは、需要の減少とともに、信用収縮によって開発投資に資金が回らなくなったことが、原因と考えられます。
今後、米国の天然ガスの生産量の急減を回避するためには、リグ数が1600以上に急増する必要がありますが、それは、難しいと思います。