インドネシアがOPEC脱退

インドネシアがOPEC脱退

http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20080528D2M2802228.html

石油輸出国機構(OPEC)は10日、ウィーンで開いた総会後、インドネシアがOPECから正式に脱退したと発表した。

インドネシアは1961年にOPECに加盟し、アジアでは唯一の加盟国だったが、石油生産量の減少と国内需要の拡大によって、2004年から既に純輸入国に転落したために、今回、OPECから脱退することになった。

インドネシアは、2004年末時点で、43億7000万バレルの確認埋蔵量を持っているが、政治・経済的混乱で欧米系石油メジャーが開発投資を控えた結果、新規の油田開発が十分行われなかったことが、生産量減少の原因と言われている。