2013/10 米・設備稼働率 78.1% ▼

イメージ 1

FRBが発表した米国の2013年10月の鉱工業生産指数は、前月比0.1%の低下でした。
また、鉱工業設備稼働率は、78.1%となり、前月よりも0.2%低下しました。


上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Fed: Industrial Production decreased 0.1% in October

設備稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。

※1972年から2010年の長期平均:80.0%

通常、FRBは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。