日米の景気循環の比較 第4回 日本の公定歩合の推移

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今回は、日本と米国の景気循環の比較を、一回、お休みして。
日本の公定歩合の長期的な推移を見てみようと思います。

注)
公定歩合という用語は、現在、公式には使われておらず、日本銀行では、基準貸付利率と呼んでいます。


上の最初のグラフは、1946年10月から2013年2月までの日本の公定歩合の推移です。

上の二番目は、1950年代から1960年代の公定歩合の推移です。
青色の領域は、日本の景気後退期を示しています。

上のグラフを見ると、この時期の5度の景気後退のうち、日本銀行の金融の引き締めが、景気後退に直結したのは、1957年7月~1958年6月の景気後退の一回のみであることが分かります。