2012/3Q 米国の家計・政府債務負担余裕率 75.19% △

上のグラフは、１９６６年１Ｑから２０１２年３Ｑまでの、米国の家計・政府債務負担余裕率の推移です。

ＦＲＢが発表している資金循環表に基づいて、米国の家計及び非利益団体の正味金融資産が、その時点の全政府債務残高に対して、あと、どの程度をさらに負担が可能か、余裕率を計算してみました。

例えば、余裕率が１００％であれば、その時点の全政府債務をもう１回分、負担する余裕が家計にあることになります。

Ａ：米国の家計及び非利益団体の正味金融資産　Total Net Worth - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TNWBSHNO)
Ｂ：米国の全連邦債務　Federal Debt: Total Public Debt (GFDEBTN)

Ｃ：家計・政府債務負担余裕率

Ｃ＝（Ａ－Ｂ）／Ｂ　×１００％

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米国の家計・政府債務負担余裕率は、１９６６年から２００８年までは、８０％～９０％の範囲で安定していましたが、リーマンショック後の株価下落と政府債務増大によって、急落して、現在は、７０％台半ばに落ち込んでいます。