2012/1 世界の大豆需給 在庫率 24.5% ↓

米農務省が発表した世界の大豆需給報告(2012年1月報告)によると、期末在庫率が、前月より0.3%減の24.5%となりました。


供給量:257.00(-2.7%)
消費量:259.30(+3.1%)
在庫量:63.43(-7.5%)
在庫率:24.5%(-2.8ポイント)

単位:百万トン
出典:米国農務省
括弧内は対前年比

【前月からの変更点】
なし

【需給】
生産量は、米国やブラジルでの乾燥による減産等から前年度より減少し、消費量を下回る見込み。なお、中国の需要は依然、高水準。

【価格】
8月以降、米国で土壌水分不足による低単収見込みから値を上げたが、9月以降世界的な景気後退懸念や南米の豊富な供給力、全米四半期在庫報告で在庫量が前年同期を上回ったこと等から値を下げた。10月に下げ過ぎ感から一時上昇したが、11月に南米の順調な作付け等から値を下げた。12月中旬以降、南米産地の高温・乾燥天候から値を上げ、現在11ドル/bu後半で推移。