米商務省が発表した2011年12月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比4.1%減の65.7万戸となりました。
また、今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、年率67.9万戸に減少しました。
上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。
グラフのように、住宅着工件数は、歴史的な低水準での、底這いの状態から、11月にやや大きく上昇に転じましたが、12月は、再び減少して、元の状態に戻りました。
一戸建て住宅の本格的な回復には、まだ、時間がかかりそうです。