上のグラフは、2009年のOECD各国の税収をGDP比で求めて、降順に並べたものです。
その他の欧州諸国の大半は、GDP比の税収が30%以上となっており、カナダやニュージーランドも30%台に含まれます。
現在、デフォルトの危機にあるギリシアは、2009年時点では、20%台の後半で、欧州諸国の中では、税負担が軽い国だったと言えます。
米国、韓国、トルコが20%台、チリ、メキシコが、10%台と、欧州以外のOECD国は、総じて、税負担が軽いと言えます。
上のグラフでは、日本は、アイルランドとほぼ、同じ位置にいます。
日本は、欧州各国と比べると税負担の余地が残されていると言えます。
WikiPediaの国別データを見ると、興味深いものがあります。
最も、税収のGDP比が高い国は、太平洋のキリバス共和国で、69.7%でした。