米・
労働省が発表した2011年2月第3週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から2.2万件減少して、39.1万件となりました。
2週間ぶりの減少で、再び40万件を下回りました。
新規申請件数の4週
移動平均は、前週より1万6500件減少して、40万2000件となりました。
これは、2008年半ば以来、約2年半ぶりの低水準です。
上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週
移動平均)の1971年からの推移です。
米国の雇用が本格的な回復基調に転じるためには、失業保険の新規申請者件数が、継続して40万件を下回る必要があります。
今回、一週間で再び40万件を下回り、四週
移動平均も30万件台が目前となったことは、良い兆候だと言えます。