米国の保険会社は、地球温暖化を確信している

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米国の保険会社にとって、既に、地球温暖化の有無を議論する段階は過ぎて、温暖化リスクを保険料にどう反映するかという段階に達しているというニュースです。


・グランド・バハマ島は、2004年に、ハリケーンに二度襲われて、壊滅的な被害を受けました。

・カリビアン・リスク・マネージャーズのサイモン・ヤング氏によると、この地域は、嵐と高潮の被害が、年々、深刻化しているということです。

・ヤング氏によると米国の東海岸も同様にリスクが高まっており、温暖化による被害拡大に議論の余地は無いとのことです。

保険業界は、管理レベル、技術レベルでの、対応方法を決める段階に来ています。

・海岸に住んでいる人達は、既に、家を捨てて、高い場所に、家を作り、セメントの壁と、鉄の屋根を作り始めました。

・保険会社は、海岸のリスクに応じて、保険料を値上げする事を求めていますが、規制当局はまだ認めていません。

・専門家は、このままでは、民間の保険会社は、沿岸地域の住民に保険を提供出来なくなると、警告しています。