サンフランシスコの集合住宅の家賃 2年前の水準を回復

サンフランシスコの集合住宅の家賃が、上昇に転じているというニュースです。


・サンフランシスコの集合住宅の家賃は、2008年の水準に近づいて来ました。

・50室のビルの家賃は、2010年3Qにおいて、2282ドルまで上昇しました。

・これは、2008年の水準から120ドル低いだけです。

・住宅の差し押さえの増加と不安定な雇用環境が人々を賃貸住宅に向かわせています。

・雇用がある地域は、市の中心地に集中しているために、人々は、長距離の通勤を嫌がっています。

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米国全体でも集合住宅の空室率は、ピークアウトしています。
住宅着工についても、集合住宅に関しては、2011年に、増加する可能性が高くなってきました。
一戸建てと比べて割合は小さいですが、米国経済の最大の懸案である過剰な住宅在庫は、一部で吸収されつつあります。