2010-10-01 2010/9/4週 米・失業保険週間申請件数 45.3万件 雇用 #その他金融と投資 米・労働省が発表した2010年9月第4週の米国の新規失業保険申請件数は、前週から1.6万件減少して、45.3万件となりました。 2週間ぶりの減少です。 新規申請件数の四週移動平均は、前週よりも6250件減少して、45万8000件となりました。 上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の2000年から現在までの推移です。 拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。 Weekly Initial Unemployment Claims decrease グラフの点線は、現在の申請件数を左(過去)へ伸ばしたもので、現在の失業保険の申請件数の水準が、依然として、前回の景気後退における最悪期の水準であることが分かります。 昨年末から、45万件前後の水準がほぼ維持されて来ました。 今後、米国の雇用が本格的な回復基調に転じるためには、失業保険の新規申請者数が、40万件以下まで低下することが必要になります。 現在の横這いのトレンドを見ると、その時期は2011年以降となると思われます。