先日、ボーイングが開発する予定の無人ソーラー機のイメージ図を見ると、横長の翼に多数のプロペラが取り付けられている形状が、ヘリオスと良く似ていることに気が付きました。
また、太陽電池で発電した電力を燃料電池に蓄積するという基本構造も、両者は一致しています。
おそらく、国防総省とボーイング社は、NASAのヘリオスの技術を流用して、今回、無人ソーラー機を開発するのでは無いかと予想しています。
残念ながら、NASAのヘリオス自体は、2003年にハワイのカウアイ島沖で、故障して墜落しました。
NASAは、この、ヘリオスを火星の大気圏で、人工衛星のような長期運用形態で使う事を想定していたようです。
ヘリオス(wikipedia)