欧米の農家のツィッター 穀物トレーダーの貴重な情報源に

米国のコモディティ・トレーダーの間で、農家のツイッターをフォローして、自分の取引の参考にする事が流行っているというフォーブスの記事です。


オハイオ州で農業を営んでいるマイク・ハレーは、農家の実情を知らせるために、ツイッターを始めました。

・マイクは、直ぐに、100人のフォロワーが付いた事に驚きました。

・現在のフォロワー数は、9,175人です。

・マイクは、その中に、穀物を取引しているトレーダーがいると、信じています。

・トレーダーのトーマス・グリサリは、50人の農家をフォローしています。

・トーマスは、ニュースの情報よりも早く、ツイッターから得られる事が多いと述べました。

・先週、トーマスは、欧州の農家から、「天気予報よりも、実際の天気は高温で乾燥している。」というツイートを受け取りました。

・トーマスは、穀物のショートポジションを直ぐにカバーすることによって、損失を防げました。

・農家自身もツイッターを取引に利用しています。

・マイク・ハレーは、2009年の春に、別の農家のツイートからオクラホマで小麦に霜の被害が出ていることを知り、予定していた小麦の売却を遅らせました。

・その結果、マイクは、1ブッシェル当たり10セントの利益を得ました。

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私も、米国の農業関連のブログをチェックしていますが、作物の画像は、生育状況を知る上で貴重な情報だと思って見ています。