2010-08-27 世界の再生可能エネルギー設備大手の業績が悪化 中国 #その他金融と投資 世界の再生可能エネルギー設備大手の業績が悪化しています。 日経新聞 主な企業の2010年2Qの損益は以下のとおりです。 【太陽電池】 サンテックパワー(中国)・・・▲1億7500万ドル ファーストソーラー(米国)・・・△1億5900万ドル(-12%) Qセルズ(ドイツ)・・・△3500万ユーロ(0%) 【風力発電】 スズロンエナジー(インド)・・・▲91億2200万ルピー ヴェスタス(デンマーク)・・・▲1億1900万ユーロ GEエネルギー部門(米国)・・・△19億1000万ドル(+3%) 括弧内は前年同期比。 ▲:赤字 △:黒字 業績悪化の原因は、過当競争とユーロ安による輸出採算の悪化だそうです。 元々、太陽電池や風力発電などの再生可能エネルギー産業は、組み立て型のエンジニアリング産業であるため、高付加価値化が難しく、安値での受注に陥り易い傾向があります。 日本企業がこの分野で競争に生き残っていくのは、難しいかもしれません。