検証システム 第39回 長期40年シミュレーション 1980年~1989年


前回から引き続き、1980年代の長期シミュレーションを行います。

前回の終了時点での繰越内容は、以下のとおりでした。

資金残高:242.10

繰越損失:103.88

6.1980年のロングポジション

開始日:1980年6月25日
終了日:1980年12月19日から2Q

開始契機:1979年6月25日におけるノーズダイブ検知
終了契機:1980年12月19日における移動平均金利の逆イールド検知

【1株単位】
 開始株価:116.72
 終了株価:132.43・・・逆イールド検知から2Qの単純平均

 株価変化率:+13.46%
 レバレッジ:1倍
 株価利益率:+13.46%
 手数料:0.11

 四半期経過回数:2
 四半期配当:0.93

 粗利:16.54

【総額】
 税額:0・・・繰越損失>利益の為
 純利益:34.30

 利益率:14.17%
 実年数:0.75
 年利率(単利):18.89%

 資金残高:276.40
 繰越損失:69.57

7.1980年のショートポジション

開始日:1980年12月19日から2Q
終了日:1982年1月18日

開始契機:1980年12月19日における移動平均金利の逆イールド検知
終了契機:1982年1月18日における短期債金利の下落トレンド終了。(ノーズダイブ非検知パターン)

【1株単位】
 開始株価:132.43・・・逆イールド検知から2Qの単純平均
 終了株価:117.22

 株価変化率:-11.49%
 レバレッジ:2倍
 株価利益率:+22.97%
 手数料:2.52

 粗利:27.90

【総額】
 税額:0・・・繰越損失>利益の為
 純利益:58.24

 利益率:21.07%
 実年数:1.08
 年利率(単利):19.45%

 資金残高:334.64
 繰越損失:11.33

8.1982年のロングポジション

開始日:1982年1月18日
終了日:1989年8月9日から2Q

開始契機:1982年1月18日における短期債金利の下落トレンド終了。(ノーズダイブ非検知パターン)
終了契機:1989年8月9日における移動平均金利の逆イールド検知

【1株単位】
 開始株価:117.22
 終了株価:344.24・・・逆イールド検知から2Qの単純平均

 株価変化率:+193.67%
 レバレッジ:1倍
 株価利益率:+193.67%
 手数料:0.63

 四半期経過回数:30
 四半期配当:14.04

 粗利:240.45

【総額】
 税額:135.02
 純利益:540.09

 利益率:161.39%
 実年数:7.5
 年利率(単利):21.52%

 資金残高:874.73
 繰越損失:0

9.1989年のショートポジション

開始日:1989年8月9日から2Q
終了日:1990年9月17日

開始契機:1989年8月9日における移動平均金利の逆イールド検知
終了契機:1989年9月15日におけるノーズダイブ検知

【1株単位】
 開始株価:344.24・・・逆イールド検知から2Qの単純平均
 終了株価:317.77

 株価変化率:-7.69%
 レバレッジ:2倍
 株価利益率:+15.38%
 手数料:6.54

 粗利:46.40

【総額】
 税額:23.58
 純利益:94.32

 利益率:+10.78%
 実年数:1.08
 年利率(単利):+9.95%

 資金残高:969.06
 繰越損失:0

◆◆◆

今回のシミュレーションは、1980年~1989年の10年間の取引を開示しました。
1990年以降は、次回に開示します。

結果を振り返ると、1980年代は、1979年のショートポジションで発生した損失を、10年間で取り戻した期間だったことが分かります。

長期シミュレーションが終わった後に、再度、検証することになりますが、1980年代のような商品の強気相場でどのように投資すべきが、重要なポイントになります。