2010/4 景気ウォッチャー調査 現状判断DI 49.8

内閣府が発表した2010年4月の景気ウォッチャー調査では、現状判断DIが49.8、先行き判断DIが49.9となり、両者ともに、前月比で増加しました。
5ヶ月連続のプラスです。

基調判断については、「景気は厳しいながらも、持ち直しの動きがみられる」として、先月の見通しを維持しました。

現状判断DI: 49.8(+2.4)
先行き判断DI: 49.9(+2.9)

括弧内は、前月比。


【個別DI】

・企業動向のすべての現状判断DIが、50を上回っており、企業の景況感の回復が先行している。

・雇用関連は、現状判断DI、先行き判断DIのいずれも、50を上回っており、今後、採用増によって雇用が回復することが期待される。

・住宅関連は、現状判断DI、先行き判断DIのいずれも、50を下回っており、住宅・不動産関連の回復が他に比べて遅れている。

・家計関連は、先行きをやや楽観的に、企業関連は、先行きをやや慎重に見ている。

●現状判断DI 49.8
家計動向関連 48.2
小売関連 47.1
飲食関連 48.1
サービス関連 50.9
住宅関連 45.8

企業動向関連 51.8
製造業 53.9
非製造業 50.3
雇用関連 56.0

●先行き判断DI 49.9
家計動向関連 49.3
小売関連 49.5
飲食関連 48.9
サービス関連 49.6
住宅関連 47.0

企業動向関連 49.7
製造業 50.5
非製造業 49.2
雇用関連 53.6