2008年 世界のマンガン生産量

JOGMECが、マンガンバナジウムなどのレアメタルの需給動向をレポートにまとめています。


マンガンの需給動向】

マンガンは、鋼等に靭性、耐磨耗性、耐食性を付加するため添加される他、酸素及び硫黄と強い親和性を持っているためフェロ・マンガン(FeMn:鉄とマンガンの合金)として製錬時の脱酸及び脱硫に使用され、製鉄業界では欠かせない素材となっている。

・主要生産国・・・中国(24.6%)、南ア(19.7%)、豪州(14.0%) 注)2008年実績

・2008年のマンガン鉱石生産量・・・34,510千t

・2008年の需給バランスはプラスに転換

・現在(2010年初め)は、景気後退の影響により価格が下落し、1ロングトン当たり1300米ドル 台で推移している。

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マンガンの価格も、中国の供給動向に大きく左右されるようです。