2010/2/2週 米・失業保険週間申請件数 47.3万件

イメージ 1

2010年2月第2週の新規失業保険申請件数は、前週から3.1万件増加して、47.3万件となりました。
2週間ぶりの大幅な増加となりました。

新規申請者数の四週移動平均は、前週よりも1.5千件減って、46万7500件となりました。
上のグラフは、米国の失業保険週間申請者数(四週移動平均)の1971年から現在までの推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims Increase to 473,000

今後、米国の総雇用者数が減少から増加に転じるためには、失業保険の新規申請者数が、40万件以下まで低下することが必要になります。

現在の減少ペースで、総雇用者数が底を打つのは、2010年の2Q以降になると思われます。

さらに、その後、景気後退前の総雇用者数に戻るのは、2012年の3Q以降と予測されます。

通常、FRBは、総雇用者数の回復を待って、政策金利の引き上げを再開するので、その時期は、2012年の後半以降と予想されます。