2010/1 景気ウォッチャー調査 現状判断DI 38.8

2010年1月 景気ウォッチャー調査

現状判断DI: 38.8(+3.4)
先行き判断DI: 41.9(+5.6)

括弧内は、前月比。


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日本の重要な経済指標である景気動向指数が発表されました。
現状判断DI、先行き判断DIともに、2ヶ月連続でプラスとなりました。
基調判断は据え置きとなりました。

製造業では輸送機械や電子部品デバイス関連を中心に受注や出荷が持ち直しており、中国向け輸出増もプラス要因となっています。
一方で、薄型テレビの売れ行き鈍化や、トヨタのリコール問題が懸念材料となっています。

下のように個別DIを見ると、大半の指数が30台だった先月と比べて、今月は40台となっているDIが過半数を超えています。
特に、先行きDIは、全てが40台となっており、先行きの景気見通しに対してやや楽観的になって来ていると思われます。

●現状判断DI 38.8(+3.4)
家計動向関連 37.4(+3.6)
小売関連 36.8(+3.3)
飲食関連 32.7(-0.2)
サービス関連 39.3(+4.9)
住宅関連 38.6(+4.4)

企業動向関連 40.4(+2.5)
製造業 42.1(+1.4)
非製造業 39(+3.4)
雇用関連 44.3(+3.6)

●先行き判断DI 41.9(+5.6)
家計動向関連 41.4(+5.9)
小売関連 40.4(+4.9)
飲食関連 40.2(+10.8)
サービス関連 43.6(+6.4)
住宅関連 41.9(+7.4)

企業動向関連 42.8(+6.0)
製造業 44.7(+5.2)
非製造業 41.4(+6.4)
雇用関連 43.1(+3.4)

括弧内は対前月比