「ヒマラヤ氷河は2035年までに消滅」は誤り?国連が見直し決定

●上の記事からの引用
また、第4次評価報告書の作成に関わったオーストリアインスブルック大学(University of Innsbruck)の氷河学者、Georg Kaser氏はAFPに対し、発表から数か月前の2006年末にこの予測が「重大な誤り」であることに気付き、同僚らに伝えていたことを明らかにした。

同氏によると、「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」には、気温上昇を予想値より2~3倍高い12度以上に設定する必要があったという。こうした警告はなぜ見過ごされたのだろうか。Kaser氏は「報告書に携わった専門家集団は氷河については何も知らなかったから」と答えた。
●引用終了

当初から多くの専門家が、IPCCの研究チームのメンバー構成や前提条件を疑問視していました。

今後は、北極の海氷融解の見通しも、変更を余儀なくされるのではないかと思っています。