今回は、前回、作成したイールドスプレッドを求めるクエリから、逆イールドのデータを抽出するクエリを作成します。
【これまでの経過】
第1回 金利データのダウンロード
第2回 金利データの内容と編集
第3回 Accessデータベースの作成
第4回 Accessデータベースへの金利データの格納
第5回 不要データの削除
第6回 イールドスプレッドを求める
第1回 金利データのダウンロード
第2回 金利データの内容と編集
第3回 Accessデータベースの作成
第4回 Accessデータベースへの金利データの格納
第5回 不要データの削除
第6回 イールドスプレッドを求める
図1 クエリの新規作成
クエリのオブジェクトから新規作成を選択して、デザインビューを開きます。
図2 クエリの選択
メニューの中からイールドカーブのクエリを選択すると、画面上方の領域にオブジェクトが追加されます。
図3 項目の選択とイールドスプレッドの条件設定
画面上方のクエリの中から、全項目(*をドラッグ)とイールドスプレッドをドラッグして、下の領域にドロップします。
ドロップしたイールドスプレッドは条件設定用なので、表示のチェックを外してから、抽出条件欄に以下のように入力します。
<0
これで、イールドスプレッドがマイナスの逆イールドデータのみが抽出されます。
<0
これで、イールドスプレッドがマイナスの逆イールドデータのみが抽出されます。
図4 クエリの保存
このクエリを閉じて保存します。
名称を「逆イールド抽出クエリ」にします。
名称を「逆イールド抽出クエリ」にします。
図5 クエリを開いて確認
保存した「逆イールド抽出クエリ」を開くと、逆イールドのデータが確認できます。
1982年2月1日から2007年8月27日の491件です。
元々のイールドカーブのデータが1982年1月4日から2009年11月12日の6967件でしたから、逆イールドの出現確率は、7%ということになります。
1982年2月1日から2007年8月27日の491件です。
元々のイールドカーブのデータが1982年1月4日から2009年11月12日の6967件でしたから、逆イールドの出現確率は、7%ということになります。
次回は、逆イールドのデータを分析してみます。