カリフォルニア州の電力会社 牛の糞から生成した天然ガスの利用を開始

イメージ 1

Market Place から、カリフォルニア州の電力会社が、牛の糞から生成した天然ガスを利用し始めたというニュースです。


・パシフィック・ガス&エナジー(PG&E)社の顧客は、この会社の天然ガスがどの程度、天然なのか知りません。

・PG&E社は、バイオエナジー・ソリューション社から、牛の糞から作られたメタンガスを購入しています。

・バイオエナジー・ソリューション社のレニー・リプシェン氏によると、「平均的なホルスタインは一日に120ポンド(約54kg)の糞をします。平均的なカリフォルニアの家庭で必要な電力は、二頭のホルスタインの糞から作られたガスで賄えます。」とのことです。

・PG&E社が、再生可能エネルギーを利用している理由は、カリフォルニア州の規制があるからです。

カリフォルニア州では、来年までに、全エネルギーの5分の1以上を再生可能エネルギーで賄うことを電力会社に義務付けています。2020年には、3分の1以上に規制が強化されます。

・米国の大半の会社では、まだ、石炭や石油を使いつづけています。このことによって、米国は、クリーンエネルギー競争で他国に遅れをとる恐れがあります。