日本の原発3社 新興国向けの小型原子炉の開発に着手

日本の原発3社が、新興国向けの小型原子炉の開発に着手したというニュースです。


●引用開始
東芝は出力1万キロワット級の超小型炉を開発、2010年秋にも米国の規制機関に設計認証を申請する。
三菱重工は35万キロワット級小型炉の設計に着手した。
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東芝が開発する超小型炉は日本の標準的な家庭で約3000世帯分に電力を供給できる。
100万キロワット級の原発建設には3000億円前後かかるが、需要に見合う小型炉を使えば大幅なコスト低減が可能。(日経新聞
●引用終了

核燃料を取り出せない密封型の小型原子炉は、核拡散防止につながり、新興国向けの有力な輸出ビジネスになりそうです。
既に、ロシアは、小型の鉛ビスマス高速増殖炉を開発して、この分野で一歩リードしています。
ロシア 鉛ビスマス型高速増殖炉 SVBR-100