2009年10月第2週 黒点情報 無黒点が継続中

2009年10月第2週の黒点情報・・・無黒点が継続中です。(10月2日以来)


●宇宙天気ニュースより
320km/秒の遅い太陽風が続いています。太陽でコロナの小さな噴出が見られています。

以下はSOHO衛星の太陽画像です。コロナの噴出が見られます。
動画

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二酸化炭素などの温暖化ガスよりも、太陽の黒点の方が地球温暖化に深く関連しているという説は、デンマークの科学者のヘンリク・スベンスマルク(Henrik Svensmark)らが主張しているものです。

これは、太陽の黒点が増えて、太陽風が活発になると、地球に降り注ぐ宇宙線が吹き飛ばされるため、雲の発生が抑えられて、晴れの日が多くなり、気温が上昇するという考え方です。
逆に、太陽の黒点が減ると、曇りの日が多くなり、気温が下がると考えられます。

この説を、スベンスマルク効果と言います。

黒点数と平均気温の相関関係など状況証拠が揃っているスベンスマルク効果ですが、実験的な検証の難しい説であることから、まだ、疑問を呈する科学者が多い事も事実です。

スベンスマルク説を詳しく解説したブログです。
温暖化の気持ち